PCで遊んだ日々の備忘録

Making PC and Customization PC

USBメモリースティック

USBメモリースティックはデータ移動や一時保存に使用されているのがほとんどだと思います。後はOSに依存しないイメージバックアップソフトやパーティション作成ソフトなどのブータブルメディアとして使うくらいでしょうか。

巷では 16GB、32GB、64GBあたりの USBメモリースティックが人気のようで価格も1GBあたり40~50円とかなり安いです。

下の写真の USBメモリースティックは管理人が所有する中でリード・ライト共に最速のものです

 

ただ性能も価格なりで読込み速度はともかく HD動画などの1GBを超える様なファイルの書込み速度は書込み時間の経過と共にどんどん遅くなっていきます。

あたりまえの事ですが性能や寿命は二の次になっているようです。

このページでは1GBあたり105~120円のUSBメモリースティックに HDDやSSDと同じ様に Linux OS(ディストリビュージョン)をインストールしてみました。

また 1GBあたり10,100~23,700円とちょっと高額な「工業用」の USBメモリースティックを使ってみました。

SanDisk Extreme USB3.0 Flash Drive

主な仕様

16GB 型番:SDCZ80-016G-X46

  • read・write:190MB/s・55MB/s
  • 外形寸法:70.87 x 21.34 x 11.43 mm
  • 動作温度域:0℃~45℃
  • 並行輸入品

32GB 型番:SDCZ80-032G-X46

  • read・write:190MB/s・110MB/s
  • 外形寸法:70.87 x 21.34 x 11.43 mm
  • 動作温度域:0℃~45℃
  • 並行輸入品

64GB 型番:SDCZ80-064G-X46

  • read・write:190MB/s・170MB/s
  • 外形寸法:70.87 x 21.34 x 11.43 mm
  • 動作温度域:0℃~45℃
  • 並行輸入品

下の画像は 16GB , 32GB , 64GBの写真です

>SanDisk Extreme USB3.0 16GBの画像

USB3.0 16GB

>SanDisk Extreme USB3.0 16GB,32GB,64GBの画像

USB3.0 16GB , 32GB , 64GB

 

Explanation

このUSBメモリースティック実は USBインターフェースのSSDです。ディスクユーティリティアプリで見るとSSDと表示されます。下の画像は CrystalDiskinfoのスクリーンショットです。

 

中身はSSDなので1GBを超えるような大きなファイルをコピーしてもコピー中に書込み速度が落ちるようなことがありません。

16GBと32GBの USBメモリーには後述の Linuxディストリビュージョンをインストールしています。従って第1パーティション開始セクタ位置は2048となっています。(購入時デフォルトは63セクタ)

ベンチマークテスト

16GB・32GB・64GB それぞれのベンチマークを「USB2.0接続」および「USB3.0接続」で取ってみました。下表は各USBメモリーのパーティションの状態で必ずしもデフォルト値ではありません。

16GB パーティションテーブル|MBR セクタサイズ(論理/物理)bytes|512 / 512 パーティション開始セクタ|2048 ファイルシステム|FAT32
32GB パーティションテーブル|MBR セクタサイズ(論理/物理)bytes|512 / 512 パーティション開始セクタ|2048 ファイルシステム|FAT32
64GB パーティションテーブル|MBR セクタサイズ(論理/物理)bytes|512 / 512 パーティション開始セクタ|63 ファイルシステム|FAT32

ベンチテスト環境のハードウェア構成詳細は こちらのページ

USB2.0接続のベンチマーク
  • USB2.0インターフェース:マザーボード実装のI/Oポート
  • OS:Windows7 Professional 64bit
  • USBメモリーのファイルシステム:FAT32
  • データサイズ:100MB

ベンチマーク結果の画像1

SanDisk16GB|100MB

ベンチマーク結果の画像2

SsnDisk32GB|100MB

ベンチマーク結果の画像3

SanDisk64GB|100MB

ベンチテストの結果は、メモリー容量が大きくなるに従って、ランダムライト(4K/512K)のスコアが良くなっています。特にデータサイズ1GBの場合顕著に表れています。

シーケンシャルリード・ライト(Seq)のスコアは3つ共ほぼ同じです。

ベンチマーク結果の画像4

SanDisk16GB|1GB

ベンチマーク結果の画像5

SanDisk32GB|1GB

ベンチマーク結果の画像6

SanDisk64GB|1GB

 
USB3.0接続のベンチマーク
  • USB3.0インターフェース:PCI Express 2.0x4 インターフェースボード
  • マザーボード側スロット:PCI Express x16(Gen1-4レーン)
  • チップセット:Intel P45+TCH10R
  • OS:Windows7 Professional 64bit
  • USBメモリーのファイルシステム:FAT32
  • データサイズ:100MB

ベンチマーク結果の画像7

SanDisk16GB|100MB

ベンチマーク結果の画像8

SanDisk32GB|100MB

ベンチマーク結果の画像9

SanDisk64GB|100MB

USB3.0インターフェースの場合、シーケンシャルリード・ライト共、ほぼカタログ値の結果になりました。

WattOS R8を USBメモリースティックにインストール

WattOS R8 は安定版 Debianベースの Linuxディストリビュージョンです。デスクトップ環境は「MATE」でインストーラは日本語をサポートしており OSインストール後のメニュー等は日本語で表示されます。

しかし、デフォルトの状態では「日本語入力」はサポートされてません。したがって日本語入力するためにはユーザー自身で日本語入力メソッドエンジンのアプリケーションパッケージをインストールし設定する必要があります。

日本語入力の設定方法は日本語入力メソッドエンジン(IME)の「Anthy」について後述していますので参考にして下さい。

ライブメディアの作成については日本語サポートの分だけ ISOイメージファイルのサイズが大きいので DVD-Rに焼く必要があります。

wattOS R8 主な仕様

  • Debian GNU/Linux 7 「Wheezy」 ベース
  • 32bit
  • kernel 3.13
  • デスクトップ環境:MATE(マテ)
  • セキュリティサポート期間
    • 次のバージョンが発表されてから 1年間
  • 無料

下の画像は WattOS R8インストール後のデスクトップのスクーリーンショットです。手持ちの サブPC を使ってインストールしました。

 

wattOS R8のインストール先

WattOS R8のインストール先は前セクションで紹介した USBメモリースティック SanDisk Extreme 16GBの「第2パーティション」です。これはデータ保存領域を Windowsと共用するためです。

つまり Windowsは USBメモリースティックに例えばパーティションが2つ以上あったとしてもデフォルトでは「第1パーティション」の FAT・exFAT・NTFS の3種類のみしか認識しません。

Windowsは ext3, ext4, XFS 等 Linux OSのファイルシステムを認識する事は出来ませんが Linux OSは Windowsを認識します

下の画像は今回使用した USBメモリースティックのパーティションのスクリーンショットです。

 

パーティションの状態を表示するには端末から

 $ sudo fdisk -l /dev/sdd

を実行するかもしくはパーティションエディタ GParted を起動すれば起動と同時にパーティションを検索してくれます。

容量表示が端末:16.0GB(ギガバイト)と GParted:14.91GiB(ギビバイト)と違っているように見えますが前者が 10進表記で後者が 2進表記と、表記方法が違うだけで容量は同じです。

wattOS R8のインストール

まず WattOS R8の配布サイトから ISOイメージファイルをダウンロードしてライブDVDを作成します。

Download ☛ Get wattOS MATE Desktop R8 32bit CDROM ISO File

下の画像は VirtualBox上でライブDVDから起動した時のメニュー画面のスクリーンショットです。

 

次に作成したライブDVDから WattOS R8を起動するとデスクトップに「install WattOS」アイコンがあるのでこれをダブルクリックすればインストールが始まります。

ブートローダー GRUBは USBメモリースティックの MBR(マスターブートレコード)にインストールします。

インストールは 10分くらいで終了しますが OSインストール後のアップデートに1時間ほどかかります。

USBメモリースティックは「install WattOS」アイコンをダブルクリックする前にパソコンに挿しておきます。事前にフォーマットされたUSBメモリースティックならば自動マウントされデスクトップにアイコンが表示されます。

パーティションの作成はライブDVDを起動した後ライブDVDに同梱されているパーティション作成アプリ「GParted」で WattOSインストール前に作るかまたは WattOSインストール中にも作成できます。

下のスクーリーンショットはインストーラのおよその流れを示していますがこの順番に進んでいくわけではありません。途中にユーザー名やパスワードやその他の設定があります。

install start

OSの画像3

install place

OSの画像4

mount point

OSの画像5

install GRUB

OSの画像6

 

下の画像は作成した USBメモリーを起動すると最初に表示される GRUBメニューの写真です。このメニューが表示されてから10秒後に WattOS R8が起動するように設定されています。

 

起動までの待機時間はログイン後に変更できます。

メニューの上側でハイライトしているのが通常起動する OSで、その下は OSをリカバリーモードで起動します。リカバリーモードとは Windowsで言うところのセーフモードの様なものです。

 

日本語入力の設定

インストール直後の MATE はデフォルトで日本語表示はされます。しかし「日本語入力」は出来ません。したがってユーザー自身で日本語入力メソッドのアプリケーションパッケージをインストールして設定しなければいけません。

ここでは日本語入力メソッドエンジン(IME)の中から「Anthy」 を synapticパッケージマネージャからインストールしました。

れでは synapticパッケージマネージャを起動し

  1. 検索窓に「anthy」とタイプ(fig4)
  2. ibus-anthy を選択して [適用] をクリックしてインストール開始(fig5)
  3. インストールが完了したら一旦ログアウト(fig6)

そして再度ログインします。

(fig6のログイン画面のスクリーンショットは仮想PCではなく、実機から取得したものです)

日本語入力設定の画像1

fig4.synapticを起動

日本語入力設定の画像2

fig5.ibus-anthyを選択

日本語入力設定の画像3

fig6.一旦ログアウト

 

ログインするとデスクトップ右上のパネル内にキーボードのアイコン(fig7)が表示されているはずです。

キーボードアイコンを確認したらデスクトップ上部パネル内の [システム] タブから

  1. [設定] → [iBusの設定] を開く(fig7)
  2. iBusの設定ダイアログウインドウ [インプットメソッド] を選択
  3. [日本語] を選択すると [Anthy] が現れる(fig8)
  4. [Anthy] をクリック(fig9)

日本語入力設定の画像4

fig7.iBusの設定

日本語入力設定の画像5

fig8.[日本語]をクリック

日本語入力設定の画像6

fig9.[Anthy]をクリック

 
  1. [追加] ボタンをクリック(fig10)
  2. インプットメソッド内に「日本語-Anthy」が追加される(fig11)

これで日本語入力(fig12)が出来る様になりました。Google Mozc については検証していません

日本語入力設定の画像7

fig10.[追加]をクリック

日本語入力設定の画像8

fig11.日本語-Anthy追加

日本語入力設定の画像9

fig12.日本語入力OK

 

の様なブータブルな USBメモリースティックが1つあれば Windows PCのレスキューや古いノートPCなどの HDDを全てストレージにして OSレスのノートPCとして復活出来たりします。

USBブートがサポートされている事が条件です。

この SanDisk Extreme は普通の USBメモリースティックと違って SSDですから動作速度にストレスがなく HDDと比べても遜色なく使用出来ます。

Linux OS ログイン画面のスクリーンショットを取得する

仮想PCを使用しないで Linux OS のログイン画面スクリーンショットを取得する方法を紹介します。検証した OSは当ホームページの「wattOS R8」とサブPC上の「Ubuntu 12.04LTS」です。

下の画像はこの方法で撮った wattsOS R8ログイン画面のスクリーンショットです。

 

アプリケーションパケージのインストール

スクリーンショット撮影には imagemagick と x11-apps のアプリケーションパケージが必要です。いずれのパッケージも wattOS R8にインストールされていません。

端末から

 $ sudo apt-get install imagemagick x11-apps

を実行します。

スクリーンショットを撮る

まず /tmp/ディレクトリ内にスクリーンショット取得用のスクリプトを作成します。端末から

 $ echo 'sleep 20; DISPLAY=:0 XAUTHORITY=/var/run/lightdm/root/$DISPLAY xwd -root' > /tmp/shot.sh 

を実行しスクリプトが作成されたら次のコマンドで実行権を付与します

 $ chmod 775 /tmp/shot.sh

そしてここから先は一旦 Ctrl+Alt+F1 でコンソールに降りてログイン後下記コマンドを実行します。

 $ sudo bash /tmp/shot.sh > /tmp/shot.xwd

これを訳すと

/tmp/ 内の shot.shを実行し、取得した画像データを同ディレクトリにファイル名 shot.xwdで保存する

となります。

コマンド実行後パスワードを入力したらすぐに Ctrl+Alt+F7 でデスクトップに戻ってログアウトします。

コマンド実行からスクリーンショット取得までの制限時間は20秒です。

下の画像は 20秒後ログインした /tmp/ ディレクトリのスクリーンショトです。shot.xwdが撮影した画像ファイルです。

 

次にこの画像ファイル「shot.xwd」を「.png」形式の画像に変換(fig13)します。

端末から下記コマンドを実行します。

 $ convert /tmp/shot.xwd /tmp/screenshot_wattos.png

変換が完了したらすぐに任意のディレクトリに移動またはコピーしておきます。

/tmp/ はテンポラリディレクトリなのでパソコンを再起動するとディレクトリ内のデータは自動的に削除されます。

デスクトップの画像3

fig13.取得データ変換前

デスクトップの画像4

fig14.取得データ変換後

デスクトップの画像5

fig15.取得完了

参考:独学LinuxクリックPAPAのPC備忘録

以上が仮想PCを使わないログイン画面スクリーンショットを撮る方法です。

GREEN HOUSE:工業用USBメモリー

GH-UFI-XSAシリーズ

256MB型番:GH-UFI-XSA256M

512MB型番:GH-UFI-XSA512M

1GB型番:GH-UFI-XSA1G

主な仕様

  • 規格:USB2.0/1.1
  • read・write:20MB/s・20MB/s
  • 外形寸法:47.3 x 17.6 x 8.4 mm
  • 動作温度域:-40℃~85℃
  • NANDフラッシュタイプ:SLC(Single-Level Cell)
  • 対衝撃・対振動:1,500G・15G
  • その他:ECC機能、ダイナミックウェアレベリング機能、バッドブロック管理、メタルボディ
  • 保障期間:3年

下の画像は GH-UFI-XSAシリーズ 256MB , 512MB , 1GBの写真です

 

Explanation

GH-UFI-XSAシリーズは工業用の USBメモリースティックです。工業用の USBメモリースティックってどんなものか興味本位で買ってしまいました。

ベンチマークはいたって普通ですが工業用と謳っているだけあって堅牢かつ安定動作機能満載です。仕様書を見ているとなかなか壊れそうにないですね。

256MB・512MB・1GBそれぞれのベンチマークを取ってみました。ファイルシステムは FAT32です。

ベンチマーク結果の画像4

fig16.256MB

ベンチマーク結果の画像5

fig17.512MB

ベンチマーク結果の画像6

fig18.1GB

ベンチテストの結果はシーケンシャルライトのスコアが仕様の数字とずいぶんかけ離れています。ほかのパソコン2台でベンチテストしてみましたが結果はほぼ同じでした。

USBメモリーの使い道

使い道を考えず興味本位で買ってしまったので何に使おうか思案しているタイミングで今まで使っていた USBメモリースティックが2個いっぺんに壊れてしまいました。

手持ちのどのパソコンも認識しないのです。偶然にも下の fig19と fig20のアプリケーションソフトのブータブルメディアだったので新しくインストールしました。

Linuxパーティションエディター

Debian GNU/Linuxをベースに作られたアプリです。Legacy BIOS, UEFIファームウェアとMBR, GPTのパーティションテーブルに対応しています。

アプリケーションソフト(無料) GParted(Gnome Partition Editor)
インストール先USBメモリー GH-UFI-XSA 256MB
 
Windowsパーティションエディター

WIndows上からパーティション編集ができる有償版のアプリです。2018年現在すでに販売終了しています。

アプリケーションソフト(有料) PowerX Partition Manager 11 Pro
インストール先USBメモリー GH-UFI-XSA 1GB
 
イメージバックアップソフト

パーティションのバックアップイメージを作成する有償版のアプリです。毎年新しいバージョンが発売されていますが下位バージョンとの互換性はありません。

アプリケーションソフト(有料) Acronis True Image Home 2012
インストール先USBメモリー GH-UFI-XSA 512MB
 

以上がUSBメモリーの使い道です。

▲ 目次へ

I-O DATA :セキュリティUSBメモリー

主な仕様

  • 型番:ED-SV3/1GC
  • 規格:USB2.0/1.1
  • 容量:1GB
  • read・write:非公開・非公開
  • 外形寸法:23.5 x58.6 x 8.8 mm
  • 動作温度域:0℃~45℃
  • セキュリティソフト:Trend Micro USB SecurityTM 2.0
  • 保障期間:1年
  • Windouws OS 専用
 
Explanation

「セキュリティ USBメモリー」とはどんな物なのか興味本位で買ってみました。

下のベンチマークのランダムライトのスコアが極端に低いですね。何故だろう

 

仕様書を見ると同梱されているセキュリティソフト Trend Micro USB SecurityTM 2.0 をアクティベートするとアップデートファイル保存用に256MBの空きが必要だそうです。

さらにパターンファイルのアップデート分は追加で空きが必要だそうです。と言う事は実質使える領域は1GBではないのですね。

パッケージに1GBと書いてあるので1GB使えるのかと思ったらパッケージをよく見ると小っちゃい字でその旨のことを書いてありました。

USBメモリーの挙動など

この USBメモリーを Windows PCに挿してマイコンピュータを開くと

  • アクティブ状態でマウントされた「EDSV3C(J:)」
  • 非アクティブ状態でマウントされた「リムーバブルディスク(K:)」

のアイコンが2つ表示(下画像)され事前に設定しておいたログインパスワードを要求してきます。

 

下の画像はこの USBメモリーのパーティションの状態です。

 

Windows PC上でグレーアウトしているリムーバブルディスク(K:)のパーティションが未割り当てになっています。アンマウントの際一時的にパーティションテーブルを壊しているのでしょうか。

下の画像はログインパスワードの入力後リムーバブルディスク(K:)がアクティブ化され使用可能になった状態です。

 

「セキュリティ USBメモリー」でブータブルメディアの作成はインストーラーがアクセス拒否され作成出来ませんでした

参考用ベンチマーク:SONY POCKET BIT 4GB・16GB

下の画像はベンチマークスコア比較のためテストした一般的な USBメモリーティックのベンチマークテストの結果です。

fig 25 SONY POCKETBIT USM4GLX 4GB
fig 26 SONY POCKETBIT USM16GLX 16GB
fig 27 SONY POCKETBIT USM4GP 4GB
 

USBの画像6

fig.25

USBの画像7

fig.26

USBの画像8

fig.27

 

WindowsXP , Windows7 インストール用USBメモリー作成

最近中古部品の動作確認用にアルミ製の テストベンチ台 を購入(下の写真)したので早速使用してみようと思ったのですが生憎動作確認やテスト等をする様な部品がありません。

 

そこで動作確認済の中古部品を集めてこのテストベンチ台に組み込んで今更ながらマルチブートを構築してみようと思いました。

マルチブートの構成は HDD1台に WindowsXPと Windows7そして Linux OSを1つインストールして残りのパーティションはデータ共有領域とします。

今回このマルチブート構築の前準備として WindowsXPと Windows7の ISOイメージファイルを作成し USBメモリースティック(以降USBメモリー)に書き込んでインストール用 USBメモリーを作成しました。

これはテストベンチ台に5インチベイが無く ODD(光学ドライブ)が設置出来ないのでインストールDVDが使用出来ないためです。

USBメモリー作成

まず Windowsの ISOイメージファイルを ImgBurn で作成しました。Linux OSの場合は ISOイメージファイルの形で配布されているので配布サイトからダウンロードしておきます。

次に作成した Windowsの ISOイメージファイルを USBメモリーに書込む訳ですがこれがなかなか手間がかかりました。Linux OSの様にすんなりとは行きませんでした。

Linux OSはWindowsでもLinuxからでも USBメモリーに書込み出来ます

ISOイメージファイルの書込み作業環境は手持ちの DELL Optiplex 755SF 上の AHCIモード Windows 7 Professional 64bitで実施しました。下記は今回書込みに使用したアプリです。

  • Rufus 2.1.649
  • Unetbootin Windows 585
  • Universal USB 1.9.3.8
  • YUMI-Multiboot USB Creator 2.0.1.6
  • ISO to USB

作成したインストールUSBメモリーの動作確認は手持ちの サブPC で Windows XPは IDEモードで、Windows 7はIDEモードとAHCIモードで行いました。

書込み先の USBメモリーは前セクションの fig25,26 です。

  • Windows XP Professional SP3 32bit|fig25
  • Windows 7 Professional SP1 64bit(DSP版)|fig26

Rufus 2.1.649

唯一 Windows XP、7共にインストール USBメモリー作成出来たアプリです。

下の画像は Windows 7の ISOイメージ書込み開始時のスクリーンショットです。日本語訳が少し変ですね。

 

ISOイメージ書込みに掛かった時間は 5アプリの中で最速でした。

YUMI-Multiboot USB Creator 2.0.1.6

Windows XPのみインストール USBメモリーが作成出来たアプリです。

インストール USBメモリーから起動すると最初に GRUBメニュー画面が表示(fig28)されます。

2列目のメニューを選択すると次の画面が表示(fig29)されるので「Begin Install of Windows XP...」を選択すれば USBメモリー内の ISOイメージファイルの読込みが開始(fig30)され読込み完了すればインストーラーが起動します。

GRUBの画像1

fig28.GRUBメニュー 1

GRUBの画像2

fig29.GRUBメニュー 2

GRUBの画像3

fig30.ISOイメージ読込中

 

Windows 7の場合も XPと同様に「Windows Installer」を選択(fig31、32)して «Create» ボタンを押すと作成がスタートし「All Finished,Process is Complete!」と表示(fig33)されました。

yumiの画像1

fig31.OSの選択

yumiの画像2

fig32.ISOイメージファイルの選択

yumiの画像3

fig33.All Finished,Process is Complete!

しかし USBメモリー内に作成されたのは GRUBメニュー画面(fig28)に表示する Windows 7のメニューのみで肝心の ISOイメージファイルが書込まれる事はありませんでした。


 

果当方の環境において Windows XP、7共にインストーラ起動に成功したのは Rufus 2.1.649 のみでした。

アプリケーションソフト Windows XP Windows 7
Rufus 2.1.649 OK OK
Unetbootin Windows 585 NG NG
Universal USB 1.9.3.8 NG NG
YUMI-Multiboot USB Creator 2.0.1.6 OK NG
ISO to USB NG NG
 

上表中 NGのアプリは、いずれの場合もエラーを吐くこともなく正常に書込み完了したのですがインストーラの起動は出来ませんでした。

回作成したインストール USBメモリーで実際にインストールする事が出来たのは Windows 7のみでした。

下の画像は Windows XPのインストール中の写真です。こちらのページ でテストした結果です。

 

XPのインストーラは正常に起動するのですが写真赤下線部の様にインストール USBメモリーを Cドライブと認識していました。結果インストールする事が出来ませんでした。

インストール出来る可能性があるとするならば事前に HDDにパーティション開始63セクターのアクティブパーティション(bootフラグ)を作成しておけばインストール出来るかもしれません。

SanDisk Extreme PRO USB3.0 Flash Drive

このUSBメモリースティック、実はUSBインターフェースのSSDです。ディスクユーティリティソフト「CrystalDiskinfo」で見ると SSDと表示されます。

主な仕様

  • 型番:SDCZ88-128G-*46
  • 容量:128GB
  • read・write:260MB/s・240MB/s
  • 外形寸法:70.87 x 21.34 x 11.43 mm
  • 動作温度域:0℃~45℃
  • 並行輸入品

中身はSSDなので1GBを超えるような大きなファイルをコピーしてもコピー中に書込み速度が落ちるようなことがありません。

パッケージの画像1

パッケージ

パッケージ結果の画像2

海外パッケージ品

クリスタルディスクインフォの画像

CrystalDiskinfo

 

ンチマークを「USB2.0接続」および「USB3.0接続」で取ってみました。

SanDisk Extreme PRO USB3.0 Flash Drive 128GB パーティションのデフォルト値
第1パーティション開始セクタ位置 32
ファイルシステム FAT32

ベンチテスト環境のハードウェア構成詳細は こちらのページ

USB2.0接続のベンチマーク

  • USB2.0インターフェース
    • マザーボード実装のI/Oポート
  • OS:Windows7 Professional 64bit
  • データサイズ:100MB
 

ベンチスコアは全般的に前出の SanDisk16GB・32GB・64GBとほぼ同じ結果になっています。

USB3.0接続のベンチマーク

  • USB3.0インターフェース:PCI Express 2.0x4 インターフェースボード
  • マザーボード側スロット:PCI Express x16(Gen1-4レーン)
  • チップセット:Intel P45+TCH10R
  • OS:Windows7 Professional 64bit
  • データサイズ:100MB・1GB・4GB

ベンチマーク結果の画像11

SanDisk128GB|100MB

ベンチマーク結果の画像12

SanDisk128GB|1GB

ベンチマーク結果の画像13

SanDisk128GB|4GB

シーケンシャルリード・ライト共カタログ値を大きく下まわる結果になっていますがこれはマザーボード側の問題であり USBメモリースティックの欠陥などではありません。

マザーボード側の問題とは、まずこのマザーボードのチップセットはIntel P45なので USB3.0をサポートしていません。そこで USB3.0の転送速度をカバーするためPCI Express x16(Gen1-4レーン)を使用しています。

従ってこのPCI Express x16とサウスブリッジ間の転送速度がボトルネックになっているものと推測されます。なおUSB3.0をサポートしているチップセットは Intel7シリーズ以降になります。Intel7シリーズマザーボードによるベンチマーク

注目すべきところはベンチスコアがカタログ値に達していない事よりも、転送するデータサイズが 4GB であってもシーケンシャル・ランダム共に書込み速度が落ちていない事です。

4GBと言うと例えば地デジ番組を約50分間ハードウェアエンコードした場合のデータサイズです。いろいろ使えそうです。

或いはこのUSBメモリーを2つのパーティションに区切って、第1パーティション10GBにVLCメディアプレイヤーの入ったLinuxOSをインストールし、第2パーティションに例えば5GBのHD動画を20本以上コピーして視聴するといった使い方も出来ると言う事ですね。

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