Ubuntu 14.04LTS から Xfce 4.12 を削除する
Xununtu 14.04LTSのサポート終了(2017年4月)に伴い Xubuntu Develoers team のリポジトリは 2017年4月で削除されています。したがって Ubuntu 14.04LTSに Xfce 4.12のインストールは出来なくなっています。
また 2017年 4月以前に Xfce 4.12を Ubuntu 14.04LTSにインストールしている場合 apt-get updateを実行する度に 404レスポンスコードが返ってきます。これは上述したように ppaリポジトリが削除されているためです。
このページでは 2017年4月以降使えなくなってしまった Xfce 4.12と Xfceセッションを Ubuntu 14.04LTSから削除する方法を紹介しています。(2017/08)
以下の作業は Ubuntuのデフォルトセッション(Unity)で行います
ppaリポジトリを削除する
毎回 404レスポンスコードが表示されるのも鬱陶しいので Xfce 4.12の ppaリポジトリを削除します。端末から
$ sudo apt-get install ppa-purge $ sudo ppa-purge ppa:xubuntu-dev/xfce-4.12
を実行します。これでリポジトリが削除され Xfce 4.12は Xfce 4.10へ自動的にダウングレードされます。
Xfce 4.10を削除する
Xfce 4.10には既知のバグがありそれを避けるために Xfce 4.12をインストールしたわけですから Xfce 4.10を保持しておく意味はないのでこれも削除します。端末から
$ sudo apt-get --purge autoremove xfce4
を実行すれば Xfce 4.10は削除されます。これで Xfce 4.12と Xfce 4.10共に削除されたわけですが、Ubuntuのログインセッションには Xfceセッションが残ったままになっています。
Xfceセッションを削除する
Xfceセッションの削除は Synapticパッケージマネージャを使用します。端末から
$ sudo apt-get install synaptic
を実行してインストールしておきます。以下は Xfceセッション削除の手順です
- Synapticパッケージマネージャを開く
- 検索窓に xfce4 を入力し関連パッケージを表示する
- インストール済になっているパッケージ全てを削除指定にする
(libxfce4util6 を削除指定すると全てに削除指定が設定される?) - ! の付いているパッケージは右クリックから削除指定する
- 適用をクリックして削除を実行する
- 破損パッケージ云々のメッセージが出た場合は
- メニュー [ 編集 ]から「破損パッケージの修復」を実行する
- 再度、適用をクリックして削除を実行する
- 各パッケージからインストール済のチェックがはずれる
これで Xfceセッションは削除されます。一旦ログアウトしてみて下さい Xfceセッションは表示されていないはずです。
- Ubuntu 14.04.5 LTS
- kernel 3.13.0 - 125 - generic x86_64 GNU / Linux